
2022.10.04
「南三陸アムウェイハウス/南三陸ポータルセンター」グランドオープン!
Remember HOPEへ継続的に支援いただき、ありがとうございます。
東北復興支援Remember HOPEプロジェクトは2013年にオープンした1棟目の南三陸アムウェイハウス建設支援に始まり、長きに渡り支援を継続してまいりました。震災から11年を迎えた今年10月1日(土)に南三陸町の復興の集大成となる新たな複合施設、道の駅「さんさん南三陸」内に7棟目となる「南三陸アムウェイハウス/南三陸ポータルセンター」がオープンいたしました。
本施設は、BRT「志津川駅」や、「南三陸311メモリアル(震災伝承館)」など、南三陸町の賑わいづくりの重要な拠点として期待される県内でも大規模の道の駅「さんさん南三陸」。その中の観光交流の機能を「南三陸アムウェイハウス/南三陸ポータルセンター」が担います。
式典には南三陸 佐藤仁町長をはじめ、建築家の隈研吾氏、復興大臣、宮城県知事、Remember HOPEアンバサダーの山﨑利枝子さんも参列し、地元の関係者の皆さまと一緒にお祝いをしました。
式辞では佐藤町長より「あの日、多くの人びとの明日が何の前触れもなく断たれました。私もそうであるように、町民の多くがその人々の思いを引き継がねばならないという覚悟を胸に秘めて、ここまでの日々を歩んできました。その歩みを支えてくれたのは、多くの全国全世界から温かい手を差し伸べてくれた支援者の皆さまであることは言うまでもありません。震災から2年目の2013年に町民が集えるポータルセンターの建設、さらに今般の本設設置にご支援をいただきました。人は自然の一部であり、決して自然の力を超えることはできないこと。命の尊さや支え合い、生きることの喜びを南三陸町で感じていただき、それぞれが感じられたことを次の世代に伝え継いでいただければこれ以上の喜びはありません。」隈研吾氏より、「それまであった生活と現在、そして未来をつなぐということが復興だと思います。歴史、文化、過去未来がつながったようなものにしようと、この全体の配置が決まりました。南三陸311メモリアル、JRの志津川駅、右側は日本アムウェイさんのご支援でできたポータルセンター(観光交流施設)、複合機能がこの真ん中の穴を介して全部つながっております。佐藤町長がこの11年間情熱をかけてこられた復興というものがここで全部つながったと私は感じております。この年月を一緒に南三陸の町と歩き支援でできたことを改めて感謝したいと思います。」と、本施設にかける熱い想いが語られました。
式典後には隣接する「南三陸311メモリアル」の一般公開が開始され、多くの方が「南三陸アムウェイハウス/南三陸ポータルセンター」にも立ち寄られました。
「南三陸アムウェイハウス」は「南三陸ポータルセンター」と命名され、南三陸町観光協会様の運営により観光案内やツアーの企画・実施を通じ、町を訪れる人たちと地域の皆さんをつなげる役割も期待されています。
アムウェイハウスの建設費用は皆さまからご支援いただいた寄付金で賄われています。全国の支援者の皆さまにあらためて感謝申し上げるとともに、この施設が末永くまちの交流拠点として愛されることを願っております。