
2025.02.17
「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」気仙沼市の高校生を対象に始動!
Remember HOPE東北復興支援プロジェクトでは、アムウェイハウスの建設地エリアの高校生を対象にした「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」を支援しています。
3回目となる2025年は宮城県気仙沼市の高校生16名を対象に1月よりプログラムがスタートしました。
1月に開催した事前研修に参加した学生たちは、ユーザー(生活者)の視点に沿ったデザイン思考(5つのプロセス)を学んだあと、ゲストスピーカーの気仙沼市 産業部観光課の村上 充氏から「震災後の観光推進戦略・現状と課題」について話を聞き、グループ毎に課題に取り組みました。
村上氏からは「既存の枠にとらわれず、海外の人にとっても魅力あるものを見出して欲しい」とアドバイスがありました。
事前研修に参加した学生からは、「地元の課題を市内の高校生たちで話し合うことにより、さまざまな視点から課題に目を向けることができた。これからより一層、気仙沼市を理解して地域に貢献できるように頑張っていきたい」という言葉や、「アメリカとの異文化または共文化を現地で感じ、気仙沼の活性化に繋がる良いアイデアを膨らませていきたいです。個人、グループでのさまざまな活動に自分から取り組んでいきたいです」との声があがりました。
本プログラムは全国からの「Remember HOPE/Tomorrow HOPE」へのご支援によって、実施しています。
◆プログラムスケジュール
事前研修:2025年1月~3月、全4回(予定)
米国研修:2025年3月25日(火)から2024年4月4日(金)
事後研修&最終発表会:2025年4月~7月、全4回(予定)
◆プログラム内容
事前研修:まちの魅力や課題を学ぶ
米国研修:春休みを利用し、ニューヨーク州、ワシントンD.Cを訪れ、まちの活性化、地域コミュニティ、観光資源、米国の文化を学び、ホームスティや地元の学生との交流を通し、異文化を体験
事後研修&最終発表会:これまでの研修を踏まえて、具体的な活性化プランを策定し、まちへの提案を発表
■「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」in 気仙沼
主催:公益財団法⼈ ⽶⽇カウンシルージャパン TOMODACHIイニシアチブ
協賛:⼀般財団法⼈ ⽇本アムウェイ財団
協⼒:気仙沼市、気仙沼地域開発株式会社
研修ファシリテーター:一般社団法人IMPACT Foundation Japan INTILAQ東北イノベーションセンター センター長 佐々木 大氏
研修コーディネーター:米国非営利団体 ローラシアン協会
「TOMODACHI 日本アムウェイ財団 東北ミライリーダー・プログラム」とは
東北の次世代を担うリーダー(高校生)が、まちの魅力を再発見し、観光を通して地域の活性化を図ることを目的に、一般公募で選考された高校生を対象に、約7カ月にわたり実施するプログラム。
開催実績:宮城県南三陸町(2019年)、岩手県陸前高田市(2024年)
参加者の声:「以前に比べ積極的に取り組み、自ら質問するなど自主性をもって行動するようになった」「進んで、コミュニケーションできるようになった」「1つの視点ではなく、多くの可能性を考えて多様な視点から物事を考えるようになった」などの声が届いており、リーダーシップの育成に貢献しています。